小刀製作

前回の続きを行うべく、
再び長船の刀剣の里に行ってきました。


今日は、刃文を入れる為の作業から。
泥の様な物を刃に塗りたくって、
刃文を出す部分だけ薄くして仕上げます。
割と楽そうに見えましたが、微妙に難しい作業でした。


塗りたくった後は、いよいよ焼入れ!
真っ赤になった木炭に刃を突っ込んで、
熱した後水に。
この際、指導員の方に全員折れないと良いですねと・・・。
無事4人とも折れませんでしたが、
この作業で折れることもしばしばあるそうです。
今回の製作作業の中で、最も刀を作っていると感じられる作業でした。


最後は、焼入れで付いた煤を落とす為に、
再度研磨を行って作業完了。


刃文は、うっすらと見える程度で、
はっきりと浮かび上がらせるには、
砥ぎ専門の方にやって頂く必要があるとか・・・。


初めての製作、
判らない事だらけで、
あまり上手くできたとは言えませんが、
そこそこの物が出来上がって良かったかと。
次に作ることがあれば、もう少し上手に作れるでしょうかね。